シンポジウム

2023/12/4開催:低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業シンポジウム

2023年度 JST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業シンポジウム
「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」

【本イベントは終了しました。ご視聴いただきありがとうございました。】

主催:JST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」

イベント概要

2023/12/4開催:低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業シンポジウムポスター

ポスターPDF
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JST委託の低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業において、本プロジェクトでは、「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」研究に取り組んでいます。脱炭素技術の技術的・コスト的展望に関する定量的な解析、社会への導入のシナリオの検討とともに、カーボンニュートラル社会の実現を加速する新技術創出に資する研究開発から、成果の普及、社会への実装までを見据えた戦略策定や社会システム設計のための研究を行っています。
近年、地球規模の気候変動課題にたいして低炭素社会実現に向けた社会シナリオは世界中で研究され、各国で2050年カーボンニュートラル社会を目指す目標が示されてきましたが、具体的な時間スケールに落し込んだ技術ロードマップなど明確に示されていません。2050年に目標を達成するためには早急に将来のカーボンニュートラル社会の姿を示し、早期に具体的な技術戦略、政策提案をする必要があります。本プロジェクトではシナリオ研究のための専門家プロジェクトを組み、総合知に基づく社会シナリオの早期構築に取り組んでいます。本シンポジウムでは、JST低炭素社会戦略センターから引き継がれた2050年の明るく豊かなカーボンニュートラル社会の姿とそのシナリオを技術面と、環境・経済・社会制度の側面から、プロジェクト内部、外部の専門家をお招きして議論を行います。

日時2023年12月4日(月) 13:00~14:30
開催形式参加無料 対面/オンライン
会場東京大学本郷キャンパス 山上会館大会議室
 [ 本郷キャンパス地図 ]
 [ 本郷キャンパスへのアクセス・交通経路 ]
定員300名程度(会場100名・オンライン200名)
事前申込締切2023年12月1日(金)
締切以降は当日受付に直接お越しください。
※当日ご参加のかたは受付にてお名刺を頂戴いたします
対象低炭素社会(カーボンニュートラル社会)や地球温暖化緩和策に関心のある社会人 (ある程度の予備知識のある研究者、企業、行政関係者)
主催JST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業
「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」
共催東京大学先端科学技術研究センター 東京大学未来ビジョン研究センター

プログラム 《敬称略》

< 開会 >

13:00-13:10

開会挨拶 杉山正和 研究代表 〔東京大学先端科学技術研究センター 所長・教授〕
来賓挨拶 轟 渉 〔文部科学省 研究開発局 環境エネルギー課 課長〕

< 講演 >

13:10-13:30  基調講演

「カーボンニュートラル実現に向けた需給両面での対策とそのシナリオ分析」    講演資料

秋元圭吾 〔公益財団法人地球環境産業技術研究機構 システム研究グループ グループリーダー・主席研究員〕

13:30-13:50  プロジェクト代表講演

「シナリオの多様性とは?」                          講演資料

杉山正和 〔東京大学先端科学技術研究センター 所長・教授〕

13:50-14:25 パネルディスカッション

パネリスト:

秋元圭吾 〔公益財団法人地球環境産業技術研究機構 システム研究グループ グループリーダー・主席研究員〕
杉山正和 〔東京大学先端科学技術研究センター 所長・教授〕
菊池康紀 〔東京大学未来ビジョン研究センター 准教授〕
大友順一郎 〔東京工業大学環境・社会理工学院 教授〕
藤森真一郎 〔京都大学大学院工学研究科 教授〕
亀山康子 〔東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授〕

モデレータ:

杉山昌広 〔東京大学未来ビジョン研究センター 准教授〕

質疑応答・ディスカッション

< 閉会 >

14:25-14:30

講評   森 俊介 PO 〔東京理科大学 名誉教授〕
閉会挨拶 杉山昌広 〔東京大学未来ビジョン研究センター 准教授〕

開催報告

2023124日、東京大学でJST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業シンポジウム「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」が開催されました。基調講演では「カーボンニュートラル実現に向けた需給両面での対策とそのシナリオ分析」と題して公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)システム研究グループの秋元圭吾グループリーダー・主席研究員が登壇し、世界全体の二酸化炭素(CO2)排出量の増大が続いている中で、あらゆる選択肢を追求できるように多様なシナリオ研究を進めていくことの重要性を強調しました。続いて「シナリオの多様性とは?」と題して講演した東大先端科学技術研究センターの杉山正和センター長は、シナリオが未来のビジョンを議論するための重要な対話ツールで、東大が中心となって進めているシナリオ研究プロジェクトでも多様性に貢献したいとしました。講演の後のパネルディスカッションでは、先に講演した2人にシナリオ研究プロジェクトのグループリーダー4人が加わり、それぞれの専門的見地からシナリオ研究の重要性が議論されました。最後にJSTのプログラムオフィサーの東京理科大学の森俊介・名誉教授が講評し、同事業がシナリオ研究の新しい視点を発信することに期待を込めて締めくくりました。

轟様 ご挨拶     

秋元圭吾氏 基調講演

杉山正和代表 プロジェクト代表講演

    パネルディスカッション風景

パネルディスカッション風景

森PO 講評

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