【本セミナーは終了しました。ご視聴いただきありがとうございました。】
イベント概要
科学技術振興機構(JST)低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業のオンラインセミナーシリーズのご案内です。
今回のオンラインセミナーでは、 メキシコ中央銀行のルイス・サルミエント博士より、「大西洋を超えた脱炭素シナリオの比較:アメリカとヨーロッパのエネルギーモデリングフォーラム」と題して講演いただきます。
本講演は、2024年7月にEnergy and Climate Change誌で出版された米国と欧州連合の長期戦略およびネットゼロ目標に関する大規模モデル比較プロジェクトの研究成果に基づいています。(DOI: https://doi.org/10.1016/j.egycc.2024.100144)。
米国や欧州の気候・エネルギー戦略に関する最新の研究成果を共有いただき、議論することで、日本のNDC(国が決定する貢献)の更新およびエネルギー基本計画に関する進行中の政策議論にも貢献することを期待しています。
モデレーターは東京大学未来ビジョン研究センターの杉山昌広教授が務めます。
日時 | 2024年8月28(月) 9:00~10:00(日本時間) |
開催形式 | Zoom/参加無料 |
言語 | 英語(通訳無し) |
事前申込 | 定員に達したため申込を締め切りました ※個人情報保護については以下をご覧ください。 ※主催元であるJST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業および東京大学未来ビジョン研究センター持続可能な未来のための日本モデル相互比較プラットフォーム(JMIP)研究ユニットは、本イベントの情報を提供するため、お申込みの皆様の個人情報を収集させていただきますが、この情報は主催元以外のいかなる第三者にも開示いたしません。 |
対象 | 低炭素社会(カーボンニュートラル社会)や地球温暖化緩和策に関心のある社会人 (ある程度の予備知識のある研究者、企業、行政関係者) |
主催 | JST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業 「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」 東京大学未来ビジョン研究センター 持続可能な未来のための日本モデル相互比較プラットフォーム(JMIP)研究ユニット |
サルミエント博士の紹介
サルミエント博士は、因果推論とエネルギーモデリングに注力している環境経済学者です。特に、応用計量経済学、因果推論、統合評価/エネルギー/エージェントベースモデリングに関する高い専門知識をお持ちで、エネルギー転換、気候変動、デジタル化、環境正義、都市部の環境外部性を減少させるための政策のような重要な問題に焦点を当てて研究されています。
JST社会シナリオプロジェクトと本ウェビナーシリーズの紹介
JST社会シナリオ研究プロジェクトは、わが国の経済・社会の持続的発展を伴う、科学技術を基盤としたカーボンニュートラル社会の実現に貢献するため、望ましい社会の姿を描き、その実現に至る道筋や選択肢、戦略を示す社会シナリオ研究を推進することを目的としています。本プロジェクトでは、「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」研究に取り組んでいます。脱炭素技術の技術的・コスト的展望に関する定量的な解析、社会への導入のシナリオの検討とともに、カーボンニュートラル社会の実現を加速する新技術創出に資する研究開発から、成果の普及、社会への実装までを見据えた戦略策定や社会システム設計のための研究を行っています。
>> シナリオの専門家とのウェビナーシリーズは、この研究プロジェクトの一環であり、カーボンニュートラル社会への移行を加速するための知識と戦略の情報交換の促進とコミュニティ形成を企図しています。